中国・焼物探訪 その⑤

中国・焼物探訪 その⑤

北京から遥か遠く離れた河南省の焼物探訪は日本人の私にさえ郷愁と人間の温かさを感じさせた。
現地の陶芸家たちとの交流は国を超え、目指すジャンルに関係無く陶芸という共通項で身振り手振りだけでも理解ができる。規模の大小はあるが4,5軒の陶芸家や窯元を案内して頂き其々の家族と交流し技術や意見交換し有意義な時間を過ごせた事は嬉しい限りでまたの再会を約束した。

この河南省の旅で感じた事は都会よりかなり遠く離れた地方においては生産基盤は確立できても販売部門に苦労してる様子が分かる。
政府や省、陶磁器関係者は少しでもこの埋もれた文化的遺産を世界に知らしめ経済的発展を希望している様だ。観光資源としてはまだまだ整備が遅れている様にも思えるが急激な発展はリスクも大きいだろうと思う。
この郷愁あるのんびりした人々の暮らしと経済発展のもたらすギャップは否が応でもその時期が来るだろうと思う。50年位前の日本の田舎の暮らしと大都会・北京の格差。飽和状態の都会に向かわずその地方で産業を発展させ、独自の都市化を目指した方が良いと思うのだが…。

 

雪国の宿命か…

銀座での出展を終え佐渡に帰る。

透き通る様な青空の続く東京を出て関越トンネルを過ぎるとやはり辺り一面が冬景色に変わる。
新幹線の車窓より見るこの景色は何十年経っても人生の負い目の様な気がしてならない。
この長いトンネルが全てにおける境界線であることは間違い無い。

鉛色した黒い空から白い雪が舞い降り全てを埋め尽くす。
荒れた日本海を小さな船は出るのだろうか?

宿命とあらば幾ら嘆いても仕方ない。
取り敢えず美味しいもので思考を麻痺させてしまいましょう‼︎

まいう〜❗️

#吹雪 #新潟 #関越トンネル #細野利夫 #玉堂窯元 #窯元 #陶芸 #日本 #Art #pottery #JAPAN

旅の途中の徒然…

南国・鹿児島を目指すべく新潟空港から伊丹空港、そして鹿児島空港に向かう。

前者のフライトはDHC8-Q400機、古いプロペラ機で新潟空港発伊丹空港行きははほとんどがこの機材。
座席はいつもの足元の広い一番前の隣に誰も居ない席を確保。
今日の同乗するCAは可も無く不可も無く、唯々マニュアル業務請合い人。
やはり心の気遣いが劣る。残念ではあるがANAでは無く、もうJALの時代の様だ。

この業務はただ英語が出来て多少頭が良くてスタイルが良ければ良いわけで無く
乗客の安全は勿論、危機管理、安心感、更に言うと満足感を与えられなければ優秀とは言えない。
ただの表面上の作り笑顔では簡単に見抜かれる。
経験不足なのかマニュアルに無い事が起きると自信が無いのかドギマギしてるのが手に取るように判る。それでは安心感や安全、危機管理能力なんて無いに等しい。
以前はしっかりした、こうあるべきと言うプロのCAが多く居たが今はなかなか見当たらない。

こうした接客業務は販売業務とどこか似ていて商品説明や商品比較での優位点、誠意ある接客、会話の楽しさや面白さ、テンポの良さ…。そればかりで無く瞬時にお客様の気持をキャッチ出来るポテンシャルの高さが販売に繋がるし次回に繋がる。でも最終的には一時の時間内での人間関係の相性だと思う。お互いが気持ち良く心が繋がる見えないご縁とでも言うのか。。。また来たい、興味が出た、次回は…と繋がるはずだ。
今は顧客にも選択肢が増えているので満足感のある方を選ぶだろう。

…などなど人のふり見て我がふり直せを噛み締めていると
もう伊丹空港のアナウンスが流れる。

関西のお天気は快晴です‼︎

#伊丹空港 #ANA乗継 #鹿児島山形屋 #出張 #無名異焼 #玉堂窯元 #佐渡 #細野利夫 #窯元 #陶芸 #日本 #Art #pottery #JAPAN

秋雨前線…

秋雨前線の影響だろうか? 上空の景色がいつもと違う。
地上にいる時はどんよりとした低く立ち込めた雲が覆い被さり
高度数千メートルまでくると陽射しがとても強く紫外線に晒されるように眩い。
眼下には様々なバリエーション雲形の絨毯が敷き詰められ視線の遥か先は青空が広がる。
しかもその景色は刻一刻と変化し大自然の雄大さ改めて感ぜずにはいられない。
果てしなく広がるこの自然の向こうには様々な国があり人が居て
人間として同じように喜怒哀楽の中で生きているに違いない。
同じ地球上で環境や経済、宗教などが異なっても人としての心は変わらない。
どうか全ての国々が平和であり続け、憎しみの連鎖を生まない事を…
ここ数日の疲労の為か、うつらうつらの間にもう伊丹空港に着くらしい。
残念ながらCAとの会話もなく短い空の旅になった。
大阪は生憎の空模様で心も少し肌寒い。imageimageimage

夏の終わりに…

北の大地・札幌を離れ新潟に向かう。

この航路はプロペラ機でいつも一番前の座席に交換をお願いしている。
席が狭いと身体の大きい者は窮屈で堪らないのだ。
何時ぞやはデカイ外国人の格闘家みたいな奴と隣同士で呼吸困難になった事がある。

機内は台風の後で揺れるかと心配してたのだが案ずる程の事はなく
佐渡汽船も順調に動いているらしいので先ずは安心でゆっくりと空の旅を満喫しよう。

今日のフライトは多少の霞があるものの眼下に陸奥湾や庄内平野が良く見えて
所々に雲が散りばめられ空の青さと雲海の白さのバランスが程良く
日差しもそれ程強く無く夏も終わり初秋の気配さえ感じる。

空の景色を座席ポケットにある雑誌の日本地図と地形を合わせ堪能していると
横から同じ景色を見る様に頬を近づけて小さな窓の景色を共有する様に
目元のチャーミングなCAさんが『台風の後は空気が綺麗なので良く見えますね〜』
今にも頬が触れそうな事に気づきお互いにはにかんでしまった。
二言、三言交わし又外を楽しんでいると今度は別のCAさんがキャンディーのサービス。
『綺麗な写真ですね〜。何か取材文とかをお書きになる方ですか? 』などなど語りかけて来る。
一番前の席ではよくある事で後方の席にいる人からは不思議に思われている様な気がするが仕方ない。

兎も角素敵な女性とたわいも無い会話をするのは嫌いでは無いのだが
いつもの様な笑いを取る会話に繋げる元気も無いくらい今回の旅は疲れがピークに達してる。
知らず知らずに爆睡していたらしく口の周りがベタつく(笑)

明日から又仕事に没頭せねばならない。

imageimageimage


熊本鶴屋6日目。。。

image

熊本6日目です。

外ではマラソンがありどうやら午前中は暇らしいとの事。
今のうちに名物の『大平燕(タイピーエン)』を食べに。
野菜と豚肉と貝などの具だくさんながらあっさりした薄塩味の魚介スープです。
麺が春雨なのが少し驚くかも知れません。
ヘルシーでカロリ少なめで心と身体に優しいのが気に入りました😊

😘まいう〜😊👍

#大平燕  #熊本鶴屋  #職人展  #無名異焼  #佐渡  #細野利夫  #窯元  #陶芸  #日本  #Art  #pottery  #JAPAN

旅紀行 その②

image

寒い小さな島を離れ南方に逃避行を決行する。
旅先では一体何が起こるのか、知るすべも無い。
ただただ安住の地であって欲しい事だけを願う。

美味い魚や桜色の肉を食したい訳でも無いし、愛が欲しい訳でも無い。
ただただ単純な理由があるだけだ。

人生を旅するってそんな事だろう?
多分、自分の居場所探しに他ならないのだろうと思う。

それにしてもANAの小さな機材は 快適だ。
多少の揺れはあるにしても居心地は悪く無い。
小さな窓からは刻々移りゆく景色に旅の不安と期待する情感が交差して妙に神経が昂ぶっている事も、寧ろ日常には無い嬉しさに変換されている。

雲海の絨毯の隙間から様々な地上の景観が変化して
その土地の河川や山脈の地理的な構造の成立ちまで
想像して悦に入っている自分が可笑しいくらいだ。
座席前のポケットに有る雑誌の地図を丹念に見てると
この国は火山による造成活動の結果だと理解できる。

「今、この辺りの上空ですよ〜」と、
とてもチャーミングなCAが親しげに指をさす。
少し不安なシャイな私も何となく和んでしまうのが不思議だ。

それに引き換え機長の突然のマイクパホーマンスである観光案内は興ざめと言う他は無い。
地上の運転と違い上空では暇かもしれないがなるべく可愛いCAにお願いしたいところである。

空の旅は速い。いや速すぎる。
もっとゆっくり飛んで欲しいなどと馬鹿な妄想をしてる間に中継地点に着くとアナウンスが入る。

まだ旅の途中だ。

旅紀行その①

image

寒い…、ほとほと寒い…。

凍てつく様な日本海に浮かぶ小さな島は全てものと距離を保ち拒絶さえしようとする。
哀しく辛い過去は未だに癒えず終の住処では無い様な気さえする。

現状からの逃避、脱出なのかは判らない。ただ外に向かいたい。
展望の無い処に安住は無いし安らぎを求めて彷徨うしかあるまい。

そんな訳で。。。旅に出ます!   探…探さないで下さい。  決して…。

行き先は南国が良いね〜(笑)