何処に向かうのか…

大都会・西新宿

都庁はじめシティホテルやコンツェルンの様な専門学校が
富と権力を競い合い摩天楼の様に砂上の楼閣が建ち並ぶ。
見上げればすぐさま落ちて来そうな危うささえ感じる。

人々は無表情な仮面を付け同じ方向に向かう。
まるで思想をコントロールされているかの様に心のシャターを下ろし早足で先を急ぐ。
明らかに他の都市や街とは異なる閉塞感を感じる。
面白いのは無機質に輝く電飾ツリーの方が人間らしく感じる。

官庁街に近い飲食街は人種のルツボと化しダイレクトな生活感が溢れる。
過当競争が激しく都会なのに一晩の飲み代の安価さに驚く。
1週間の出張で滞在ホテルと仕事場の往復を繰り返す道すがら
否が応でも消えゆく店も多く、この国の経済状況が厳しい事を感じる。

この国の政治のシステムが人々の生活の格差を産み、やがて立ち行かなくなる気がしてならない。
3.11以降から始まる一連の不安や怒り、 政府の国民無視の政策と強行採決、解釈だけによる憲法改悪、日米関係における安保問題、怒りを忘れた国民、...

この国は破滅の方向に向かっているとしか思えない。

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