夏の終わりに…

北の大地・札幌を離れ新潟に向かう。

この航路はプロペラ機でいつも一番前の座席に交換をお願いしている。
席が狭いと身体の大きい者は窮屈で堪らないのだ。
何時ぞやはデカイ外国人の格闘家みたいな奴と隣同士で呼吸困難になった事がある。

機内は台風の後で揺れるかと心配してたのだが案ずる程の事はなく
佐渡汽船も順調に動いているらしいので先ずは安心でゆっくりと空の旅を満喫しよう。

今日のフライトは多少の霞があるものの眼下に陸奥湾や庄内平野が良く見えて
所々に雲が散りばめられ空の青さと雲海の白さのバランスが程良く
日差しもそれ程強く無く夏も終わり初秋の気配さえ感じる。

空の景色を座席ポケットにある雑誌の日本地図と地形を合わせ堪能していると
横から同じ景色を見る様に頬を近づけて小さな窓の景色を共有する様に
目元のチャーミングなCAさんが『台風の後は空気が綺麗なので良く見えますね〜』
今にも頬が触れそうな事に気づきお互いにはにかんでしまった。
二言、三言交わし又外を楽しんでいると今度は別のCAさんがキャンディーのサービス。
『綺麗な写真ですね〜。何か取材文とかをお書きになる方ですか? 』などなど語りかけて来る。
一番前の席ではよくある事で後方の席にいる人からは不思議に思われている様な気がするが仕方ない。

兎も角素敵な女性とたわいも無い会話をするのは嫌いでは無いのだが
いつもの様な笑いを取る会話に繋げる元気も無いくらい今回の旅は疲れがピークに達してる。
知らず知らずに爆睡していたらしく口の周りがベタつく(笑)

明日から又仕事に没頭せねばならない。

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