中国・焼物探訪 その⑤

中国・焼物探訪 その⑤

北京から遥か遠く離れた河南省の焼物探訪は日本人の私にさえ郷愁と人間の温かさを感じさせた。
現地の陶芸家たちとの交流は国を超え、目指すジャンルに関係無く陶芸という共通項で身振り手振りだけでも理解ができる。規模の大小はあるが4,5軒の陶芸家や窯元を案内して頂き其々の家族と交流し技術や意見交換し有意義な時間を過ごせた事は嬉しい限りでまたの再会を約束した。

この河南省の旅で感じた事は都会よりかなり遠く離れた地方においては生産基盤は確立できても販売部門に苦労してる様子が分かる。
政府や省、陶磁器関係者は少しでもこの埋もれた文化的遺産を世界に知らしめ経済的発展を希望している様だ。観光資源としてはまだまだ整備が遅れている様にも思えるが急激な発展はリスクも大きいだろうと思う。
この郷愁あるのんびりした人々の暮らしと経済発展のもたらすギャップは否が応でもその時期が来るだろうと思う。50年位前の日本の田舎の暮らしと大都会・北京の格差。飽和状態の都会に向かわずその地方で産業を発展させ、独自の都市化を目指した方が良いと思うのだが…。

 

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