中国・焼物探訪 その③

2017.9.2  北京2日目。

やはり身体が疲れているのだろう。けたたましい目覚ましのアラームで仕方なく覚醒する。坐骨神経痛による痺れと痛みが中国に来ても変わる訳も無くヨロヨロと立ち上がり重いカーテンをる。快晴である。昨日の澱んだ低く垂れ込めたモヤに包まれた北京とは大違いで、まるで歓迎してくれているかと錯覚する位に晴れ渡り見渡す限りの青空である。
この部屋からは北京の市街が一望出来て車の渋滞の凄さがわかる。前回に比べ自転車の走る大群は姿を消しその分自動車が増えている。
昨夜の空港から北京までの道すがらのカーチェイスに驚き無駄であろうクラクションに苛立ったがこの車の多さと無秩序な走行ではやむを得ない気もする。

今回の訪中の根回しをして下さった北京師範大学の教授であり書画や篆刻では人間国宝の陳小林先生の自宅兼工房に御招待されており、やはりお世話になっている李先生の息子さんが車で送迎してくれると言う。至れり尽くせり。
陳小林先生ご家族は昨年佐渡に来ており一年ぶりの再会。言葉は通じないのだが物作りの精神は国を問わない。しかし会話ができたら更に分かり合えると思うと少し寂しい気もする。国の体制や言語は違っても全然問題は無い事はお互い確認済みであり、いつの日か共同展示出来たらと話した。

陳小林先生の週末の住まいは2時間位掛かる郊外にあり環境抜群な場所にある。大学勤務とは違う制作の場所にはベストだと思う。
綺麗でとても可愛い奥様と長女のチェンチェンちゃん、愛が溢れるご家族に思わず微笑んでしまう。
お土産の交換をして親交を温め、美味しいランチもご馳走になる。
その後は前回も訪れた故宮博物院と天壇公園の散歩。
その規模の大きさに改めて当時の権力の絶大さが否が応でも理解できる。
明日は早朝から新幹線にて河南省へ向かい唐代からの古窯址の調査や現地の陶芸家たちとの交流会だと言う。どんな出会いが待ち受けているのか楽しみだ。

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