中国・焼物探訪 その④

中国・焼物探訪 その④

いよいよ今回の目的である河南省への焼物の旅。
まずホテルから新幹線の駅まで40分位、やはり市内は車が多くカーチェイスさながらで手が汗ばむ(笑)
北京西駅に到着し新幹線で約3時間の小旅行。駅は人で溢れている。後で聞いて驚いたのは新幹線に乗るにも乗客が多すぎて毎日制限されていると言う。市内の車も北京市街からは車のナンバープレートの末尾で入場制限をかけられるらしい。
そしてチケットを取得するにも前もってパスポート番号をメールで知らせ取ってもらった。入場の際もパスポートの提示と顔認証が必要となる。
何処に行っても途轍もなく人が多い。日本の人口の約14倍だ。ある意味自由化したら大混雑が起き大変な事になる事も容易に想像がつく。地方から都会へ。日本も同じだが絶対数がまるで異なる。
新幹線にて約3時間程、田園風景の中をゆっくりした速度で駆け抜け日本の表記には無い漢字の駅名で降りる。
降りたホームには何も無い、コンビニも弁当屋も畑の中にコンクリートの駅。
そこには陳小林先生の友人が車2台を手配してくれて挟県(やはり字が異なるが)へ約1時間ほど高速道路をぶっ飛ばす。やはり怖いくらい荒い運転でヒヤヒヤしてしまう。最低速度60キロの表示さえあり、常時160キロは飛ばしてる。右へ寄ったり左に寄ったり殆どが真ん中を走る。(笑)
前方に車があるとクラクションを鳴らし威嚇?する。
運転免許書の交付は届出制なのだろうか? 省が異なっても中国人の気質は変わらない。
精神的にハラハラドキドキの為か何もしてなくても疲れ果てる。

到着後先ずホテルにチエックインして荷物を預ける。部屋に入るとあれ? ちょっと変。。。
ベットルームからガラス越しに浴室が見えるしナイトテーブルには避妊具らしき箱がいっぱい置いてある。ひょっとするとこのホテルはラブホを改装した感じか。
暫くしてフロントホールに降りて行くと数十人の人だかり。
聞けば政府の役人、省のお偉いさん、TV局、新聞社、現地の陶芸関係者。。。
一体私を何て紹介したのだろう。過大評価も甚だしいと思いながら先生を演じるしか無い。

河南省のこの県の辺りは黄道窯址と言われ唐代からの古窯群が無数に存在している。
発掘品を見せられると中国陶磁の源流では無いかと思える程年代ごとに多種多様な技法や釉薬が稚拙ではあるが見られる。驚きを隠せない。
何故これだけのものが世界的に有名にならず放置されているのか?と聞いた。
最近やっと政府や地元の省が力を入れて保護していると言う答えが返って来た。
ここが更に研究され整備され保護が進む事を期待したい。政府や省のお役人さん達はこの黄道窯址を世界的に認知してもらい観光や輸出、商圏拡大などを期待してるのだろうと感じた。この後は大宴会に出て来る48度や52度のお酒に人生最大のピンチが持ち受けているとは思いもしなかった。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です